2011年01月08日
ニコラス・ケイジ
ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage、本名ニコラス・キム・コッポラ(Nicolas Kim Coppola)、1964年1月7日- )は、アメリカ合衆国の俳優であり、映画監督、映画製作者でもある。愛称はニック(Nick)。身長185cm。
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1 来歴
1.1 生い立ち
1.2 キャリア
2 私生活
2.1 家族
2.2 趣味
2.3 金銭
3 出演作品
4 主な受賞
5 脚注
6 外部リンク
来歴 [編集]
生い立ち [編集]
カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。父親のオーガスト・コッポラはイタリア系で大学教授兼作家、母親のジョイ・フォーゲルザングはドイツ系のバレエ・ダンサー。兄(マーク、クリストファー)がおり、クリストファーは映画監督をしている。
父方の祖父は音楽家・作曲家のカーマイン・コッポラ、祖母は女優のイタリア・ペニーニ。叔父に映画監督のフランシス・フォード・コッポラ、叔母に女優のタリア・シャイア、いとこにソフィア・コッポラ、ローマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマンがいる。
ビバリーヒルズ高校中退。
日本語学校に通っていた経験があるため日本語がある程度話せる。映画でもしばしば披露する他、来日時には日本語で挨拶することもある。
キャリア [編集]
1981年に『初体験/リッジモント・ハイ』でニコラス・コッポラとしてデビュー。その後、現在の芸名に変更。芸名の「ケイジ」の由来はマーベル・コミック社のコミック「パワーマン」の主人公ルーク・ケイジから。若い頃はコッポラ監督の甥と呼ばれることを嫌がっていた。オーディションを受けても、製作者たちの浴びせる質問は彼についてではなく、叔父フランシスのことばかりだったという。本名のコッポラを名乗らず、あえて“ケイジ”の芸名を使うことにしたのも、そのためと言われている。
1995年の『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞。オスカー受賞後は、芸術的な映画に留まらず、大作映画にも積極的に出演した。同業のショーン・ペンはケイジの大作映画出演をいぶかしく思っていると発言した[1]。
サターン・フィルムズ(Saturn Films)という映画制作会社を設立。2000年に『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』に製作者として参加し、2002年には『ソニー』(sonny)で監督兼プロデューサーを務めた。その後も、映画制作会社サターン・フィルムズの共同経営者として、いくつかの作品をプロデュースしている。
私生活 [編集]
家族 [編集]
1995年4月8日に女優のパトリシア・アークエットと結婚したが2001年5月18日に離婚。2002年8月10日にはリサ・マリー・プレスリーと再婚したが、同年11月15日に離婚を申請し、2004年5月26日に離婚。ちなみに、ケイジはプレスリーのコレクターでもある。
2004年7月30日にロサンゼルスの寿司店にてウエイトレスをしていた韓国系アメリカ人女性アリス・キムと再々婚した。2005年10月3日に長男カル=エル・コッポラ・ケイジが誕生。名前のカル=エルとは『スーパーマン』が生まれた時の名前である。
趣味 [編集]
非常に車好きでフェラーリの現行車種を全車種(限定車のエンツォ等含む)所有している。また、イランのモハンマド・レザー・パフラヴィー元国王が所有していたランボルギーニを所有していたこともある。
またアメリカンコミック好きでも知られ、自身の芸名はもとより息子にカルエル(スーパーマンの本名)と名づけるほどである。彼のコミックコレクションをオークションにかけた際に出品された400品目の中にはアクションコミック1号やウィズコミック1号、ディテクティブコミック38号、オールスターコミック3号等のレアアイテムが目白押しで総落札額は160万ドルに達した。また日本の成年コミックに並々ならぬ興味を示しており「論ずるに値する」と述べている。
また、カルト映画も好きで、同じ趣味のラモーンズのリーダーのジョーイ・ラモーンとは親友だった。そのため、ケイジは彼が好きだったカルト映画『ウィッカーマン』を自費で2007年にリメイクし、ラストに「ジョーイ・ラモーンに捧ぐ」とクレジットした。しかしそのため、ラジー賞主演男優部門をはじめ5部門にノミネートされる結果となった[2]。
ガレージキットのコレクターでもあり、まんだらけを過去4回訪れている。そのたびに段ボール数箱分の買い物をするため、ニコラスが来た日は売り上げが跳ね上がるという。過去一番大きな買い物は高さ1.5メートルのガメラ(40万円)。[3]
金銭 [編集]
ハリウッドを代表する俳優であるニコラス・ケイジは現在、映画1本の出演料が15億円と言われている。
かなりの浪費家として知られ、古城、高級車、恐竜の化石や骨、コミックコレクションなどを派手に購入していたニコラスだが、その浪費癖から財政難になってしまい、2009年8月には200万ドル(日本円で約1億8000万円)の債務不履行で銀行から訴えられているほか、2007年と2008年分の未納分税金や延滞分利子および罰金などで630万ドル(日本円で約5億6700万円)を滞納していることが明らかになった。ニコラスは元ビジネス・マネージャーのサミュエル・レビンの不適格なアドバイスが財政難の原因と釈明し、彼を相手取って2000万ドル(日本円で約18億円)の訴訟をおこしている。
2009年11月、ピープル誌によれば、ニコラスがニューオリンズのフレンチ・クォーターの一角に所有していた2軒の家が競売で売られた。この2軒は税金の滞納で差し押さえられていたもので、落札者はニコラスがローンを組んでいるリージョンス銀行。2軒ともこの銀行が落札したが、他に入札者はいなかったという。資産価値は合計で680万ドル(日本円で約6億1200万円)だが、落札金額は450万ドル(日本円で約4億500万円)とお買い得だったようだ。ニコラスは他にも担保としてラスベガス近郊の高級住宅地のベルエアに所有する豪邸を1100万ドル、マリブの豪邸を1000万ドルで競売に出したが買い手が付かず、銀行に差し押さえられた。さらにロードアイランドにある豪邸も差し押さえられ、オークションで競売にかけられている。
大の車マニアとしても有名でフェラーリの現行モデルはほとんど所有しているニコラスだが、2010年3月に高級車のロールス・ロイスのリースを巡って訴えられた。ニコラスは2007年に55万ドル(日本円で約4950万円)相当の1964年型のロールス・ロイスSCを月々7663ドル(日本円で約69万円)で5年リースし、その4ヵ月後には24万5000ドル(日本円で約2200万円)相当の2002年型も月々3630ドル(日本円で約33万円)で5年のリース契約を結んだ。ところが税金滞納などの財政難により、月々の支払いができず、2台とも途中でリース契約を打ち切ることになったため、契約違反でリース会社から合計24万2000ドル(日本円で約2180万円)の損害賠償を求める訴えを起こされたのだ。借金返済のために世界各地に所有していた豪邸に続き、ついに高級車を手放さざるを得なくなった。
財政難で窮地に立たされているニコラスだが、2010年4月、米TMZ.comによれば、アメリカのルイジアナ州、ニュー・オリンズに高さ約2.7メートルの白いピラミッド型の墓を自分用に購入しているようだ。なぜピラミッド型を選んだのかは定かではないが、ニコラスが伝説の秘宝を追う歴史学者/冒険家に扮したアドベンチャー大作『ナショナル・トレジャー』シリーズにヒントを得たのではないかと言われている。しかし、ニコラスは現在、1400万ドル(日本円で約12億8000万円)という巨額の未納税金を抱えている。
目次 [非表示]
1 来歴
1.1 生い立ち
1.2 キャリア
2 私生活
2.1 家族
2.2 趣味
2.3 金銭
3 出演作品
4 主な受賞
5 脚注
6 外部リンク
来歴 [編集]
生い立ち [編集]
カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。父親のオーガスト・コッポラはイタリア系で大学教授兼作家、母親のジョイ・フォーゲルザングはドイツ系のバレエ・ダンサー。兄(マーク、クリストファー)がおり、クリストファーは映画監督をしている。
父方の祖父は音楽家・作曲家のカーマイン・コッポラ、祖母は女優のイタリア・ペニーニ。叔父に映画監督のフランシス・フォード・コッポラ、叔母に女優のタリア・シャイア、いとこにソフィア・コッポラ、ローマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマンがいる。
ビバリーヒルズ高校中退。
日本語学校に通っていた経験があるため日本語がある程度話せる。映画でもしばしば披露する他、来日時には日本語で挨拶することもある。
キャリア [編集]
1981年に『初体験/リッジモント・ハイ』でニコラス・コッポラとしてデビュー。その後、現在の芸名に変更。芸名の「ケイジ」の由来はマーベル・コミック社のコミック「パワーマン」の主人公ルーク・ケイジから。若い頃はコッポラ監督の甥と呼ばれることを嫌がっていた。オーディションを受けても、製作者たちの浴びせる質問は彼についてではなく、叔父フランシスのことばかりだったという。本名のコッポラを名乗らず、あえて“ケイジ”の芸名を使うことにしたのも、そのためと言われている。
1995年の『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞。オスカー受賞後は、芸術的な映画に留まらず、大作映画にも積極的に出演した。同業のショーン・ペンはケイジの大作映画出演をいぶかしく思っていると発言した[1]。
サターン・フィルムズ(Saturn Films)という映画制作会社を設立。2000年に『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』に製作者として参加し、2002年には『ソニー』(sonny)で監督兼プロデューサーを務めた。その後も、映画制作会社サターン・フィルムズの共同経営者として、いくつかの作品をプロデュースしている。
私生活 [編集]
家族 [編集]
1995年4月8日に女優のパトリシア・アークエットと結婚したが2001年5月18日に離婚。2002年8月10日にはリサ・マリー・プレスリーと再婚したが、同年11月15日に離婚を申請し、2004年5月26日に離婚。ちなみに、ケイジはプレスリーのコレクターでもある。
2004年7月30日にロサンゼルスの寿司店にてウエイトレスをしていた韓国系アメリカ人女性アリス・キムと再々婚した。2005年10月3日に長男カル=エル・コッポラ・ケイジが誕生。名前のカル=エルとは『スーパーマン』が生まれた時の名前である。
趣味 [編集]
非常に車好きでフェラーリの現行車種を全車種(限定車のエンツォ等含む)所有している。また、イランのモハンマド・レザー・パフラヴィー元国王が所有していたランボルギーニを所有していたこともある。
またアメリカンコミック好きでも知られ、自身の芸名はもとより息子にカルエル(スーパーマンの本名)と名づけるほどである。彼のコミックコレクションをオークションにかけた際に出品された400品目の中にはアクションコミック1号やウィズコミック1号、ディテクティブコミック38号、オールスターコミック3号等のレアアイテムが目白押しで総落札額は160万ドルに達した。また日本の成年コミックに並々ならぬ興味を示しており「論ずるに値する」と述べている。
また、カルト映画も好きで、同じ趣味のラモーンズのリーダーのジョーイ・ラモーンとは親友だった。そのため、ケイジは彼が好きだったカルト映画『ウィッカーマン』を自費で2007年にリメイクし、ラストに「ジョーイ・ラモーンに捧ぐ」とクレジットした。しかしそのため、ラジー賞主演男優部門をはじめ5部門にノミネートされる結果となった[2]。
ガレージキットのコレクターでもあり、まんだらけを過去4回訪れている。そのたびに段ボール数箱分の買い物をするため、ニコラスが来た日は売り上げが跳ね上がるという。過去一番大きな買い物は高さ1.5メートルのガメラ(40万円)。[3]
金銭 [編集]
ハリウッドを代表する俳優であるニコラス・ケイジは現在、映画1本の出演料が15億円と言われている。
かなりの浪費家として知られ、古城、高級車、恐竜の化石や骨、コミックコレクションなどを派手に購入していたニコラスだが、その浪費癖から財政難になってしまい、2009年8月には200万ドル(日本円で約1億8000万円)の債務不履行で銀行から訴えられているほか、2007年と2008年分の未納分税金や延滞分利子および罰金などで630万ドル(日本円で約5億6700万円)を滞納していることが明らかになった。ニコラスは元ビジネス・マネージャーのサミュエル・レビンの不適格なアドバイスが財政難の原因と釈明し、彼を相手取って2000万ドル(日本円で約18億円)の訴訟をおこしている。
2009年11月、ピープル誌によれば、ニコラスがニューオリンズのフレンチ・クォーターの一角に所有していた2軒の家が競売で売られた。この2軒は税金の滞納で差し押さえられていたもので、落札者はニコラスがローンを組んでいるリージョンス銀行。2軒ともこの銀行が落札したが、他に入札者はいなかったという。資産価値は合計で680万ドル(日本円で約6億1200万円)だが、落札金額は450万ドル(日本円で約4億500万円)とお買い得だったようだ。ニコラスは他にも担保としてラスベガス近郊の高級住宅地のベルエアに所有する豪邸を1100万ドル、マリブの豪邸を1000万ドルで競売に出したが買い手が付かず、銀行に差し押さえられた。さらにロードアイランドにある豪邸も差し押さえられ、オークションで競売にかけられている。
大の車マニアとしても有名でフェラーリの現行モデルはほとんど所有しているニコラスだが、2010年3月に高級車のロールス・ロイスのリースを巡って訴えられた。ニコラスは2007年に55万ドル(日本円で約4950万円)相当の1964年型のロールス・ロイスSCを月々7663ドル(日本円で約69万円)で5年リースし、その4ヵ月後には24万5000ドル(日本円で約2200万円)相当の2002年型も月々3630ドル(日本円で約33万円)で5年のリース契約を結んだ。ところが税金滞納などの財政難により、月々の支払いができず、2台とも途中でリース契約を打ち切ることになったため、契約違反でリース会社から合計24万2000ドル(日本円で約2180万円)の損害賠償を求める訴えを起こされたのだ。借金返済のために世界各地に所有していた豪邸に続き、ついに高級車を手放さざるを得なくなった。
財政難で窮地に立たされているニコラスだが、2010年4月、米TMZ.comによれば、アメリカのルイジアナ州、ニュー・オリンズに高さ約2.7メートルの白いピラミッド型の墓を自分用に購入しているようだ。なぜピラミッド型を選んだのかは定かではないが、ニコラスが伝説の秘宝を追う歴史学者/冒険家に扮したアドベンチャー大作『ナショナル・トレジャー』シリーズにヒントを得たのではないかと言われている。しかし、ニコラスは現在、1400万ドル(日本円で約12億8000万円)という巨額の未納税金を抱えている。
Posted by tokyokarasu2010 at 18:00│Comments(0)
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